絶滅(EX)とは

絶滅のおそれのある種のカテゴリー(ランク)

●絶滅(EX) -我が国ではすでに絶滅したと考えられる種。

絶滅(EX)

6種

オキナワオオコウモリ

学名:(Pteropus loochoensis)

哺乳綱翼手目オオコウモリ科オオコウモリ属に分類される翼手類。前腕長13.6および14.35センチメートル。体毛は短く、胴体背面でも2センチメートルに達しない。脛部背面が体毛で被われない。上顎前方に小臼歯がある。19世紀に沖縄島で、3 - 4頭が採取されたのみとされる。20世紀以降は発見例がなく、大英自然史博物館所蔵の2頭の標本のみ現存する。

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ミヤココキクガシラコウモリ

学名:(Rhinolophus pumilus miyakonis)

翼手目キクガシラコウモリ科に属するコウモリ。宮古方言でカートゥイとも呼ばれる。日本固有亜種(種としても固有種)であり、宮古島及び伊良部島に生息していたが、2012年に絶滅したと判断された. 国内のコキクガシラコウモリ類の中では小型であり、前腕長が38mmから39mm、頭胴長が36mmから37mmになる。基亜種であるオキナワコキクガシラコウモリ R. p. pumilus よりも小型になり、尾と耳が少し短い。体毛の色もやや淡い。

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オガサワラアブラコウモリ

学名:(Pipistrellus sturdeei)

哺乳綱翼手目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属に分類される翼手類。1915年に模式標本1頭を元に新種として記載されて以降、確認されていない。19世紀末に小笠原諸島母島で採集されたとされる、模式標本1頭のみが記録されている。同標本は大英自然史博物館に所蔵されている。模式標本は、頭胴長(体長)37ミリメートル。尾長31ミリメートル。前腕長30ミリメートル。

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エゾオオカミ

学名:(Canis lupus hattai)

北海道に分布していたタイリクオオカミの亜種。前述通り、かつては北海道に分布していたが、本州のニホンオオカミと同様に明治時代から人間による駆除を目的とした狩猟により減少し、絶滅した。そのほか、樺太や千島列島にも生息していたといわれる。頭胴長120 - 129センチメートル、尾長27 - 40センチメートル。体毛は黄色っぽく、尾の先端は黒色。両前足には黒斑がある。吻は細長い。

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ニホンオオカミ

学名:(Canis lupus hodophilax)

脊椎動物亜門哺乳類綱ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する。体長95 - 114センチメートル、尾長約30センチメートル、肩高約55センチメートル、体重推定15キログラムが定説となっている。他の地域のオオカミよりも小さく中型日本犬ほどだが、中型日本犬より脚は長く脚力も強かったと言われている。環境省のレッドリストでは、「過去50年間生存の確認がなされない場合、その種は絶滅した」とされるため、ニホンオオカミは絶滅種となっている。

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ニホンカワウソ

学名:(Lutra nipponまたはLutra lutra whiteleyi)

体長64.5-82.0cm、尾長35-56cm、体重5-11kg。眼を水面から出して警戒できるよう、眼と鼻孔が顔の上方にあった。鼻孔は水中で閉じることができた。毛皮は二層からなり、外側に見える部分は粗い差毛、内側は細かい綿毛であった。差毛は水中で水に濡れて綿毛を覆い、綿毛に水が浸入するのを防いだ。このことにより水中での体温消耗を防ぐ効果があった。この良質な毛皮を目的とした乱獲が、絶滅の要因となった。

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